カズレーザーと学ぶ。食と健康の大正解SP から学ぶ!
①食欲を暴走させる第6の味覚
②死ぬまでカルビを食べ続ける方法
③腸内細菌が欲しがる食べ物で太らない方法
今回のテーマは①です。
①食欲を暴走させる第6の味覚
ゲスト
徳島大学大学院 医師薬学研究部 堤理恵 先生
人間の基本味覚は5つ
甘味・塩味・酸味・苦味・うま味
九州大学の研究グループから第6の味覚が発見されました。
それは 脂肪味
第6の味覚の正体は・・・
脂肪味とは具体的に脂肪を感じる味覚。
甘味や酸味と同じ味蕾細胞である。
味は非常に薄く無味無臭だがある条件が揃った時に爆発的に脳に快楽をもたらす。
ラーメンの麺+スープ+背脂を組み合わせて甘味、うま味が強く感じられる時に
脂肪味が美味しさにブーストをかけている。
また、ショートケーキのような甘さ+油が多い状態になるとブーストがかかり
たくさん食べてしまう。
通常であれば、たくさんとらなくても満足出来るが、脂肪味の感覚が衰えると
満足感が得られないため過剰に摂取してしまう。
脂肪味を感知出来ないと食欲が暴走してしまう。
東京歯科大学の研究では、甘味だけ摂取した場合と甘味+脂肪を摂取した場合を比較すると
後者の方が味蕾の働きが活発化している⇨こちらの方が格段に美味しいと感じることがわかった。
出演者の味覚検査の結果
出演者の方々には事前に味覚障害の検査が行われており、隠れ味覚障害が疑われる方が。
マヂカルラブリー野田さん、ゆうちゃみさんは異常無しという結果に。
北乃きいさん
甘味・うま味・脂肪味が平均値より低く、これらの感覚が弱いため食事の満足感が低くなっていることが検査結果より明らかに。
これは普段の食事で突然断食したり、戻したりと食べ過ぎや逆に全く食べないという行為が影響していた。食べないことで味蕾細胞に刺激が無いため、味覚が育たなくなり、味覚が弱いため食事を再開すると物足りなくて食べ過ぎてしまうという悪循環が起こっていた。
斉藤慎二さん
甘味・うま味・脂肪味・苦味・塩味(酸味以外全て)の数値が平均値より低い結果に。
甘味と脂肪味の数値が同じレベルで減っているのはお菓子・洋菓子の食べ過ぎで味覚が鈍感になっていると考えらる。
酸味が平均値より高かった原因は胃酸の出過ぎによるものでは・・・?という結果に。
マヂカルラブリー村上さん
全ての味覚が平均値以下という結果に。特にうま味に関しては基準値以下のため味覚障害の可能性。
脂を摂り過ぎている面があるためサラダ油に含まれるリノール酸の過剰摂取の疑いが。
リノール酸を摂り過ぎると脂肪味の機能低下をもたらすため油の質を上げると良い。
オリーブオイルのオレイン酸、エゴマ油のα-リノレン酸は機能低下に関係がないので普段の食事で摂取する油をこれらに変更すると機能改善が見込まれる。
カズレーザーさん
前回の番組で行った検査では5つの味覚が全て平均値以下で隠れ味覚障害という結果に。
これに脂肪味の検査結果を足し、さらに前回収録後に堤先生より提案の味覚改善法を実施。
改善法を行った結果が今回発表された。
味覚障害の原因5点
- 亜鉛の不足
- 偏食
- 早食い
- ストレス
- ドライマウス ←カズレーザーさんの味覚障害の原因
味覚障害の改善法 カズレーザーさんの場合
昆布ダシ改善法
4gの昆布ダシを500mlの水に入れ飲む。(1日500ml摂取)
隠れ味覚障害のため、うま味を感じず塩味が際立つため海水を飲んでるかのよう。
10日頃には海のような、塩の香りが感じられるという変化が・・・?
これを2週間継続。結果に変化は出るのか・・・!?
改善法を行った結果
全ての数値が前回に比べて全てがアップ。正常値レベルまで上がっていた。
堤先生の見解
味蕾は10日間で生まれ変わると言われているため改善が見られた。
ドライマウスが改善されたことで口腔内の環境に変化が現れた。
今後は1週間に1回は和食を取り入れることで、味覚が維持出来ると考えられる。
コメント
コメント一覧 (1件)
[…] 味覚は舌の味蕾で感じるもの(①食欲を暴走させる第6の味覚で解説) […]