カズレーザーと学ぶ。超最新健康診断SP から学ぶ!
間違ったアンチエイジング法で老化を加速してしまう危険性が・・・・!
生物学的年齢で若返る!?最新!エピジェネティッククロック
ゲスト
日本抗加齢医学会 専門医 日比野佐和子 先生
間違ったアンチエイジング法が老化を加速する!
エピジェネティッククロックとは毎年歳を取る暦年齢ではなく、体内組織や細胞レベルでの老化度合いで決まる生物学的年齢を測定する検査。生物学的年齢を知ることで、最適なアンチエイジング法が分かる。
世の中ではエクササイズやサプリメントなどアンチエイジングに良いと言われている方法がたくさんあるが、
これが人によっては老化を早めてしまう可能性が。
生物学的年齢を知ることで、若返りの最適な解決策を導き出すことが出来る。
日本では残念ながら実用化前の段階。。。
エピジェネティックとは
ヒトの設計図としての役割を持っている。
我々のDNA配列は一生変わらないはずなのに、年齢・食事・運動・生活環境の変化により体質が変化することが。その元にあるのがヒトの遺伝情報に関係する設計図エピジェネティック。
DNAそれぞれの部分についたスイッチがON、OFF切り替わっていくイメージ。
例えば喫煙をすることで、がん抑制のスイッチがONからOFFに切り替わり、がんが発症するなど。
病だけではなく、容姿に関わるくせ毛スイッチや二重瞼スイッチ、性格に関わる頑固スイッチや目立ちたがりスイッチ、また運動スイッチ、芸術スイッチなど約7億5000万個のスイッチが存在することが発見されており、
それぞれのONとOFFの組み合わせで成り立っている。
スイッチのON、OFFは生活習慣を変えて切り替えることが出来る。
生物学的年齢をどう算出するのか?
DNAスイッチがOFFになることを専門家的にメチル化と言う。
ONかOFFかではなく、このメチル化率が重要。
約8000人分のデータ解析によりメチル化率が加齢で変化知るスイッチが353個あることが分かっており、
メチル化率25%だと生物学的年齢で20歳、メチル化率75%で生物学的年齢で40歳相当と算出されている。
さらに同時に検査できることが
老ける速度が分かる、老化加速度が分かるようになった。
先生の老化加速度は+0.02歳。これは1年で1.02歳老けるということになる。
老化加速度はあくまでも今現在のスピード。老化加速・減速スイッチから算出されているものであり、
生物学的年齢の増減にも影響がある。生物学的年齢の老化加速度は3ヶ月ごとに変わると言われており、スイッチのON 、OFFにより加速したり減速したりする。
生物学的年齢を算出したスイッチとは別に老化の加速・減速スイッチは約200個あり、これを調べることで老化加速度を算出できる。
出演者の検査結果
採血にて検査を行った結果。
総合評価
1位 カズレーザー
暦年齢39歳に対し生物学的年齢35.6歳 老化加速度−0.03歳
生物学的年齢、老化加速度ともにマイナス。現代はネットやスマホの普及で運動不足の人が増えている。
運動は老化に関係しており、運動不足で老化が加速してしまう。
特に30代、40代は運動機会が減少傾向にあるなかで、老化加速度がマイナスは驚異的。
日頃から運動しているとのことだが、その割に持久力スイッチが劣っている。
2位 おいでやす小田
暦年齢45歳に対し生物学的年齢40.3歳 老化加速度+0.01歳
生物学的年齢が−4.7歳は上位10%に入る優秀さ。
3位 斉藤慎二
暦年齢40歳に対し生物学的年齢42.8歳 老化加速度+0.07歳
生物学的年齢が+2.8歳は危険な状態。現在の環境や過去の生活習慣のツケが溜まっている状態。
4位 近藤春奈
暦年齢40歳に対し生物学的年齢42.9歳 老化加速度+0.09歳
女性は男性より寿命が長く、男性より結果が若く出る傾向があるなかどちらも斎藤さんよりもプラスになってしまっているため順位が最下位。
寿命が長いと若く出るとは? ⇨ 生物学的年齢が若く、老化加速度が若いと寿命が長くなる。
近藤さんの結果は一般男性の平均的数値だが、女性だと老化が進んでいるという結果となった。
若返りは可能!
その人に合ったオーダーメイドの超的確指導ができれば可能。
DNAスイッチの分析結果から近藤さんに最適な改善法を導き出した。
DNAスイッチ
現状、持久力・肺機能・筋力などの身体能力全般の衰えがある。
食事
鉄分を多く含む赤身肉・赤身魚・プルーンを摂取
運動
1日1時間以上の有酸素運動(ウォーキングなど)+インナーマッスル強化(スクワットなど)を推奨
生活習慣改善でDNAスイッチON、OFFの切り替えが可能。
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