エジプト周遊8日間の旅行記、いよいよ後半のルクソール・カイロ編です。
後半は、古代エジプト遺跡の宝庫ルクソールで王家の谷や巨大神殿をめぐり、1等寝台列車でカイロへ。そして最終目的地カイロでは、ついにクフ王のピラミッドに入場し、グランドオープンした大エジプト博物館(GEM)まで。盛りだくさんの締めくくりでした。

終日ルクソール観光|「世界最大の屋外博物館」
ルクソールは、かつて古代エジプトの都「テーベ」が栄えた場所。あまりに遺跡が多くて「世界最大の屋外博物館」とも呼ばれます。ナイル川を境に、東岸は神殿、西岸は王たちのお墓、とエリアが分かれているのが特徴。この日は終日、日本語ガイドさんと一緒にたっぷりまわりました。
西岸|王家の谷・ハトシェプスト女王葬祭殿・メムノンの巨像
まずはナイル川の西岸へ。
- 王家の谷:ツタンカーメンをはじめ、歴代のファラオたちが眠る岩山の谷。お墓の中に入ると、何千年も前のものとは思えない鮮やかな壁画が残っていて圧倒されます
- ハトシェプスト女王葬祭殿:断崖を背に建つ、左右対称のモダンな造形が美しい葬祭殿。古代エジプトでは珍しい女性のファラオの神殿です
- メムノンの巨像:平原にぽつんと並んで座る2体の巨大な像。かつての葬祭殿の名残で、そのスケールに驚かされます

💡 ツタンカーメン王墓にも入場
今回はツタンカーメン王の墓への入場アレンジ付き。黄金のマスクで有名な少年王のお墓に実際に入れるのは、やっぱり特別な体験でした。王家の谷は墓ごとに入場ルールや別料金が変わることがあるので、入りたいお墓がある場合は事前に旅行会社・ガイドさんへ相談しておくのがおすすめです。行きたい場所が入った現地ツアーに参加することも可能です。
東岸|カルナック神殿・ルクソール神殿
午後はナイル川の東岸へ移動して、2つの巨大神殿を。
- カルナック神殿:エジプト最大級の神殿。とにかく柱が大きい! 林立する大列柱の中に立つと、自分がとても小さく感じられて、古代の人々がここでどんな思いを抱いたのか想像がふくらみます。
- ルクソール神殿:ナイル川沿いの街中にあり、コンパクトながらも列柱や神像の迫力を間近で感じられるのが魅力。強い日差しの中で見る遺跡は、力強さがより際立っていました。

夜は「1等寝台列車」でカイロへ
ルクソール観光を終えたら、いよいよ旅のお楽しみのひとつ、1等寝台列車でカイロへ。ナイル川沿いを夜通し北上していく、ちょっとしたアドベンチャーです。
1等と聞いたらかなり豪華な部屋って思いがちですが・・・見た目はボロボロ(笑)
個室で二段ベッド洗面台、夕・朝食、小さいタオルと歯磨きセットとハンドウォッシュのアメニティ付き。車内に乗り込んだらまず夕食がきて、食後車掌さんにベッドメイクをお願いして就寝。コンパクトながら必要なものはそろっていて、列車に揺られながら眠る時間は、なんともいえないわくわく感がありました。移動しながら宿泊もできるので、限られた日程を効率よく使えるのは嬉しいポイント。

ギザ|ついにクフ王のピラミッドへ
朝、ギザ駅に到着。エジプト旅行のクライマックス、ギザの三大ピラミッドとスフィンクスへ向かいます。砂漠の向こうにピラミッドが見えてきた瞬間は、思わず声が出ました。
そして今回は、いちばん大きなクフ王のピラミッドへの入場付き。これがとても貴重な体験でした。
時間なのか時期なのか不明ですが、中の通路が空いていてそれほど渋滞せず中を歩くことが出来ました。中は換気が出来ないので蒸し暑く、水分をしっかり摂ってハンディ扇風機など身体を冷やすアイテムを持っていくことをおすすめします。

💡 クフ王のピラミッド入場は「1日500名」の人数制限
クフ王のピラミッド内部への入場は1日500名ほどの人数制限があり、入れること自体がちょっとした幸運。中は細く急な通路を腰をかがめて進むので、足腰に自信がない方や閉所が苦手な方は無理をしないのが正解です。なお現地の事情でクフ王に入れない場合は、ほかのギザ地区のピラミッド入場に変更になることもあるそうです。
グランドオープンした「大エジプト博物館(GEM)」
最後は、ギザに新しくできた大エジプト博物館(GEM/Grand Egyptian Museum)へ。世界最大級の考古学博物館で、まさに今いちばんアツいスポットです。
広々とした館内には、ツタンカーメンの黄金のマスクや副葬品をはじめとする、エジプトのお宝が一堂に。エントランスにそびえるラムセス2世の巨像から圧巻で、これまでの旅で見てきた神殿やお墓の「答え合わせ」をするように、じっくり見てまわりました。展示が新しくて見やすく、ピラミッドを望むロケーションも最高でした。

フリータイム、そして帰国へ
翌日はフリータイムでカイロの街の雰囲気を楽しんで、英語ドライバーさんに空港へ送ってもらい、上海乗り継ぎで帰国。機内泊をはさんだ8日間は、あっという間でした。
エジプト周遊8日間をふりかえって
アスワンの神殿、感動の夜明けのアブシンベル、ファルーカでのナイル川クルーズ、ルクソールの遺跡群、寝台列車、クフ王のピラミッド、そしてGEM——。一生分の「すごい!」を浴び続けた8日間でした。
見どころが南北に散らばるエジプトは、日本語ガイド+専用車+効率のよい移動(国内線や寝台列車)を組み合わせた周遊プランだからこそ、これだけ欲張りにまわれたのだと思います。エジプト旅行を考えている方の参考になればうれしいです。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。次の旅でもまた、お会いしましょう。
